オンナ独身44才★愛の婚活ジタバタ狂想曲★ 茄子の漬物

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茄子の漬物
彼女は、ダンナさんが以前勤めていた会社に
来ていた派遣社員。
年は30歳そこそこらしいわ。
ダンナさんがその会社を辞める時に携帯の
アドレスを聞かれたんですって。
「辞めてもまたみんなで飲みましょう。
連絡をしますから」って。
それからふたりはメールをやりとりするように
なったそうなの。
ごくたまに・・・。

ダンナさんはその会社を去っても、元の同僚
たちとはよく会っていたそうよ。
仕事上のつながりとか人脈とか、男性はそれらを
ことさら大切にするんですって。
でも、そこに彼女が呼ばれることはなかったわ。
仕事が絡む人脈に、派遣社員の彼女は無関係
ですもの。

そのうち、彼女は別の会社で派遣社員として
働くようになり、共通の知り合いの話題も
尽き、ダンナさんと彼女とのメールの頻度は
だんだん少なくなっていったわ。
そんな間柄は、どちらかのアドレス変更によって
自然と無くなるはず。
なのにそうならなかったのは、彼が仕事で出かけた
日本橋でばったり彼女と会ったから・・・。

立ち話をしているうちに
「他の人にも声をかけて、久しぶりにみんなで
飲みましょう」
ってことになったんですって。

元同僚の男性たちには、ダンナさんが声を掛け、
彼女は親交のあった女性社員や派遣を誘ったわ。
人数確認やお店を決めるために、ふたりは何度か
メールで連絡を取り合ったの。

そこには飲み会のための業務連絡
だけでなく、プライベートな話題も
あったはず


妻はそう推測したわ。
妻と言っても、今となっては元妻だけれど・・・。
そしてこうも言ったの。

「そうなると人って親近感を持つんだよね」

って。

飲み会が催されたのは、2011年の1月。
ええそうよ、元妻とは・・・






元妻とは才女のことよ・・・。




ダンナさんと例の彼女が幹事をした飲み会は、
よくある日常のひとこまだったわ。

その頃、才女は上海勤務を目前に控え、随分と
忙しくしていたことはあたくしも知っていたわ。
たとえそんな時期じゃなかったとしても、
才女が気にするようなメンバーの飲み会では
なかったはず。
それなのに・・・。

その飲み会が終わっても、例の彼女とダンナさんは
変わらずにメールのやり取りを続けていたの。
前よりもむしろ頻繁に・・・。
 ・
 ・
 ・

「こんな話聞かせちゃってごめんね」

いいよ、大丈夫。
あたくしはそう答えたわ。
だって聞くことしかできないもの・・・。

ある平日の夜、あたくしと才女はJR御茶ノ水駅の
聖橋方面の改札口で待ち合わせ、近くの居酒屋で
話をしたわ。
人生経験の乏しいあたくしなんて、才女の
相談相手になれるとは思えないけど、吐き出す
相手にはなれているみたい。

いいよ、大丈夫。
あたくしがそう言うと、才女は小さな声で
「ありがとう」と言ったわ。
そして追加したカクテルを飲んだり、おつまみを
つまんだりしながら話を続けたわ。

気のきいたことのひとつも言えないあたくしは、
相槌を打ったり、サラダとか茄子の漬物とか、
たこわさをちょこっとつまんだりしてたの。
でも、才女が何も言わず茄子の漬物に
かなりの量の七味唐辛子をかけてしまい、
あたくしは言い表すことのできない
不穏な気持ちになったわ。。
から揚げにレモンを絞るのでさえ、毎回
「いい?」って確認するような人なのに・・・。

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オンナ独身42才、辛いの苦手なの
そういう問題じゃないだろ


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コメント

No title
何と言いたらいいのかわからないですよね。
才女さんに気の利いた言葉をかけようにも、とってつけたようなぎこちないものになってしまいそうですもんね…
不倫はアカン
ラナンさん こんばんは
才女は、普段は、弱音を吐かない人なんでしょうね。 話を聞いてあげる事が、友達だから出来る優しさなのかな。
むーんさんへ
あたくしにできるせめてものことが、聞いてあげることでございます。
才女の役に立ててるのならうれしいのですが・・・。
林檎兄さんへ
林檎兄さんこんばんは。
そういえば、才女から弱音を聞いたことがないような気がしますわ・・・。
10代の頃から苦労と努力の人で、自慢の友達ですのよ。
プロフィール

ラナン

Author:ラナン
お見合いパーティーでは必ずあぶれ、紹介ではフラれる地味で内気な派遣社員。東京の隅っこの狭いアパートで独り暮らし。近所のスーパーで半額になったお惣菜を買い、TVを見ながら食べる日々。楽しみはお風呂でひとり小声で歌を歌うこと。好きなお惣菜はアスパラ肉巻、酢豚、牛タンサラダ。よく歌う歌は「翼を下さい」。そんなダサダサな女が、お見合いパーティーでバツイチの紳士と奇跡的にカップルになって、お付き合いに発展したがあえなく破局。ほどなくして社内に気になる男性が現れ食事をするが、彼女持ちと判明。それでも諦めきれず片思いを続行中。
愛し愛される結婚がしたい。どうしてもしたい。そんな切なる思いを胸に、愛ある結婚を目指して再びジタバタと婚活に励む日々!?

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