オンナ独身44才★愛の婚活ジタバタ狂想曲★ あたくしたちの距離

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あたくしたちの距離
だん吉奥さんに連れて行ってもらって以来、大好きに
なってしまった会社近くのとんかつ屋さん。
食べ終わったらすぐ席を空けるのは、このようなお店の
暗黙のルールよ。
お昼休みが終わる13時までまだ20分近くあったけれど、
あたくしたちはお店を出ましたの。

近道をするために広場のような公園を突っ切きろうと
したときのこと。
その公園の敷地内には喫煙場所があって、何人かの人が
タバコを吸っていたわ。
ちゃんと見なくても、視界に入ってくるだけで、
あたくしは20m先でタバコを吸っている人が誰だか
わかってしまったの・・・。
喫煙所には似たようなスーツ姿もいたけれど、あたくしが
わかるのは誰とも違うただひとりの人・・・。

彼が彼であることを認めたとたん、胸がドクっと音を
たてて鳴ったわ。
それは隣にいるだん吉奥さんに聞こえてしまいそうな
くらい大きな音。

「あっ」

あたくしより少し遅れてだん吉奥さんが気がついたわ。
峰さんのこと・・・。


峰さんはひょろりとした若い男性と楽しげに話をしていて、
あたくしたちに気が付いてなかったけれど、視線を
感じたのか、ふとこちらを見たわ。
アラフォー女のじっとり視線
そして「よぉ」って感じであたくしたちに
向かって片手を上げたの。

「お疲れー」

だん吉奥さんは大きな声で気さくに話しかけ、あたくしは
軽くお辞儀をしたわ。
峰さんの隣でタバコを吸っていたひょろり男も慌てたように
ペコリと頭を下げたのがおかしかったわ。
声が届かないほど遠くもなく、会話が聞こえるほど近い
距離でもなく、あたくしたちはすれ違ったの・・・。

ただすれ違っただけなのに、あたくしの胸は大きく
高鳴り続けたわ・・・。
垂れ胸高鳴る
























あれから峰さんのこと・・・

奥さんがいるのに、更に付き合ってる彼女まで
いるって知って、諦めたわ。
時間はちょっぴりかかったけど、ちゃんと
諦めたのよ。

でもしばらくして思い直したの。
自分の心の中だけのことじゃない。
好きでいたからって誰に迷惑をかけるものでも
ないわ。
だから、無理に好きじゃなくなる必要はない
って。

彼に特別な気持ちを持ってもらわなくてもいい。
あたくしみたいなつまらない女を、知り合いって
関係の枠の中にただ入れておいて欲しい・・・。
これって別に変なことじゃございませんでしょ。



だん吉奥さんみたいにコミュニケーション能力の高い
人は、他人とそれぞれいろんな関係を築けるわ。
でもあたくしのように無口で内気で、人となかなか
打ち解けられない人間は、関係を築く前に相手から
距離を置かれてしまうの。
こいつとは会話が成り立たない、そんな烙印を押され、
適当に扱われ、しまいには知り合いの枠の中からも
放りだされるわ。
あたくしは、峰さんからそんな扱いをされるのが
怖かった・・・。

今まで、誰かとの関係なんて紙のように希薄で
いいと思っていたわ。
学校や会社で仲良くなった人たちとも、そこを離れれば
だんだん付き合いがなくなっていく。
旅行に一緒に行くくらい仲良しの人であってもそれは
同じ。

峰さんとは、峰さんとだけは、そんなの嫌だったわ。
細い糸でもいいから、とにかく
切れることなくずっと繋がっていたい。
会えば挨拶をかわし、ひと言ふた言でも話をし、
いつかあたくしがこの職場を去ったとしても、携帯のメール
でのやりとりは続くの・・・。
好きになってもらえることはないけど、それくらいなら
希望はある・・・なんてね。



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オンナ独身42才、齢42にして未練を知る




テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

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コメント

峰の野郎(ラナンファンのわしには敵だから呼び捨て御免)

・・・よう!って手をふった?

なんて気さくなんだ!敵ながらあっぱれ。
カッコいい〜ね。
ラナンさん こんにちは。
投稿の返信いつもありがとうございます。
ラナンさんカッコ良すぎでロマンチックがじゃないですか!!
わたくし林檎兄さん、惚れてしまいすよ
鴨志田 昌也です。
鴨志田 昌也です。
今回ブログを見させていただきました。
また、見させていただきます。
春を呼べさんへ
あたくしのファンですって!
ファンになっていただけるほどの女じゃございませんが、
ありがとうございます。

はい、本当に気さくに、それでいてフレンドリーに手を振ったのよ。
そんな風にされたら勘違いのひとつもしてしまいますわ。
(自意識過剰のため)
林檎兄さんへ
あたくしは気の利かないダサダサな女でございますわ。
ロマンチックかはわかりませんが、妄想癖ならありますわよ。
鴨志田 昌也さんへ
いつもありがとうございます。
あたくしのブログは無駄に長いので、読み飛ばすことを
お勧めいたしますわ。
プロフィール

ラナン

Author:ラナン
お見合いパーティーでは必ずあぶれ、紹介ではフラれる地味で内気な派遣社員。東京の隅っこの狭いアパートで独り暮らし。近所のスーパーで半額になったお惣菜を買い、TVを見ながら食べる日々。楽しみはお風呂でひとり小声で歌を歌うこと。好きなお惣菜はアスパラ肉巻、酢豚、牛タンサラダ。よく歌う歌は「翼を下さい」。そんなダサダサな女が、お見合いパーティーでバツイチの紳士と奇跡的にカップルになって、お付き合いに発展したがあえなく破局。ほどなくして社内に気になる男性が現れ食事をするが、彼女持ちと判明。それでも諦めきれず片思いを続行中。
愛し愛される結婚がしたい。どうしてもしたい。そんな切なる思いを胸に、愛ある結婚を目指して再びジタバタと婚活に励む日々!?

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